令和二年十月四日(日)

今日は釣れても釣れなくても竿を仕舞おうと決めて、坊主覚悟で尺鮎を狙って吉野川に行ってきた。
タチバナ釣り具に8時頃着くと、尺鮎ハンターの石川さんと浦西さんが来ていて談笑しているとクラブの多田さんも来て、今日で竿収めまた来年宜しくと皆に一応の挨拶。

石川さんと浦西さんはピーヤの瀬、多田さんは不動の瀬に行くと言うので自分は大将が今日は人が少ないと言う辻の生コンの瀬に。

生コンの瀬、何時も人が多いので今年は今日が初めて(最初で最後)。グラウンド前の駐車場に着くとコロガシのおじさんが着替え中だが他に車は止まっていない。

川に降りると去年来た時とは川がかなり変わっていて何処で掛るかちょっと不安だが人が居ないので何処でも入れ、コロガシのおじさんが少し下流に入ったので大岩の直ぐ下に入り、オモリ2号と背針のセットで水中糸メタコンポⅢの0.1、鼻カン廻り1号のワンピース(40cm)、針はがまかつ流の8号、ハリス1.5号と一寸細目(不安)の仕掛けで9時スタート。

大岩廻り、浦西さん情報では昨日は全然掛らず下流のチャラ瀬で少し掛ったそうだが、新しい食み後も少しだが有り大石の手前に黒く磨かれた石が縦に並んでいたので、其のあたりをオトリを引き上げていると5分位で小さいが重そうなアタリ。

直感でデカいと感じ曳舟を外し(流されないように)竿を立てると中々の重量感で浮かない。10m程ついて下がり河原に出て我慢、仕掛けが細いので迷ったがねぎたろうさんの最新ブログで全部引き抜きパーフェクトを見ていたので、此れだと思い野鮎が浮いた瞬間引き抜いた。

玉網に入った鮎、かなりデカくもしかして尺鮎かと思いオトリには使わず(根掛りロス防止)同じオトリにもう一度出てもらい同じ付近を泳がしていると、目印が吹っ飛ぶアタリで25~6がまた直ぐ来てくれた。

天然のオトリが取れたので大岩の一寸上で泳がしていると、また重量感のあるアタリ、またまた曳舟を外し、10m程下らされ河原で引き抜く。今度のは最初の奴より少し小さめで囮に使おうと鼻カンを通し背針を付けようとすると水中糸が編み込みの少し上から切れ仕掛けを交換。

仕掛けを交換しているとき3人組が来て上流の瀬肩、川を切って左岸、もう一人がコロガシのおじさんの下流に入る。

この人が声を掛けて来たとき時計を見ると9時40分、約35分で3匹と上出来のスタートでもしかしたらと欲がでて25~6をまたオトリに使うが後は全く掛らなくなり挙句に大石の前で根掛り、外そうと粘るが外れず仕方なく仕掛けを切る。

時間も昼前になり気分転換に昼食を取りに車まで行っていると、ピーヤの瀬に行った浦西さんが友人と来たので二人の釣りを見ながら昼飯。

昼食を済ませた1時頃午後の部再開で大石から下流を釣り下がるが,コロガシをしている所は全く気配が無く下の瀬の肩の前まで下り、立ち込んで左岸寄りの浅い所で久しぶりのアタリ、難なく浮いてきたのはチビ(他では良型)で口掛かり。昨年まではこの辺りは最高の好ポイントだったが瀬尻まで全部試すが全く掛らず。

浦西さんもケラレ2回で全く掛らず二人は病院前に瀬変わり、自分は最下流のチャラ瀬に行ってみる。
石は小さいが綺麗で水が引いたため少し波立ちもあり、波立ちの出始めの辺りで目印が吹っ飛び良型の25~6の雌が背掛りで。

しかし此処もこの1匹で欲というノイズが出ているのか全く駄目。

今度は荒瀬の瀬肩まで戻り、未使用の養ちゃんにオモリ5号と背針で瀬を釣り下るが1度アタるも針が外れバラシ、大岩の下まで釣り下がり1匹追加したころ雨が来そうになり納竿。

着替え中釣り仲間の大山さんが来て一緒にタチバナに寄り検寸、、此れが31cm(自己タイ記録)で3年ぶりの尺鮎、この時浦西さんから大将に電話が有り病院前で尺が掛ったとの連絡。

一緒に喜びたかったが遅くなるので諦め家に帰る。


少し変わった下流の瀬
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大岩
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良く肥えた尺鮎(雌)
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浦西さんと友人
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荒瀬
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上29.5cm(雄) 下31㎝(雌)
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3年ぶり
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280g
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まだ若い奴も
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雌の尺鮎初めてで真子美味しかった
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今回の尺鮎、最悪だった吉野川が見るに見かねて釣らせてくれたのか、良い偶然が幾つも重なり運よく連れました。(ねぎたろうさんのブログや小沢剛のユーチューブを参考に)


今日で今シーズンの鮎釣りを終了します。今後は里山登山、海釣りにとまたまた出かけますのでよろしくお願いします。

釣果 22~31cm 5匹  バラシ  根掛かりロス1 針外れ1